「イオンデポジットとウォータースポット」ボディにできる白い斑点の除去方法とは!?



イオンデポジットとウォータースポットの違い

みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!イオンデポジットとウォータースポットの両者にはできる過程に違いがありますが、実際には見分け方は非常に難しく、定義もかなり曖昧なものです。

現在有力な定義に照らし合わせて両者を解説してみたいと思います。

 

イオンデポジットとは

イオンデポジットとは、雨が降った後や洗車をした後に斑点もしくは鱗状の白い跡の事を言います。水にはミネラル成分が含まれていますが、急激な熱により水分のみ蒸発し、ミネラル成分がボディに残り白い輪っかのような跡が残ります。

すぐに除去しないと次から次へと堆積していき、さらに熱により硬度が増していきます。さらに、紫外線により酸化していき塗装面を侵食していき、指で触れば分かるほどにボコボコになってしまいます。

 

ウォータースポットとは

ウォータースポットは、雨や洗車後の水滴がレンズ効果で熱を集め塗装面が焼けたものや、酸性雨で塗装面が酸化してできる月のクレーターのような跡の事を言います。

イオンデポジット同様に塗装がへこんでしまう為に、イオンデポジットとウォータースポットの見分け方は難しい所です。

 

もしできてしまったら

イオンデポジット偏

イオンデポジットはできてすぐのものは専用のクリーナーで落とす事が出来ます。一回で落とせなくても数回繰り返せば薄く出来るものもありますので、根気強く処理していきましょう。

時間が経ったものは硬化し、塗装面を侵食している場合がありますが、そういった場合はウォータースポット同様にポリッシャーでの処理が必要になります。

ウォータースポット偏

もしウォータースポットが出来てしまったら、凹んだ塗装面を平滑にするためポリッシャーとコンパウンドを使い研磨するしかありません。

 

除去テスト

という事で、イオンデポジットが出来てしまった場合の除去方法をテストしてみる事にしました。今回テストに使用させていただいたのが、こちら!

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WSCウォータースポットクリーナーです!強酸性の液剤で、イオンデポジットの象徴である白いうろこ状の輪っかを溶かしてくれます。

 

WSCクリーナー使用

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当店の常連であるMASAKAZUさんのサーフをテスト車両として使用させていただきました。毎度のことながら、新ケミカルのテストを快く受け入れてくれてありがとう!

 

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ルーフの雨染み。これが完全に乾燥するとイオンデポジットになります。

 

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ボンネット。

MASAKAZUさんのサーフは、イオンデポジットがもっとも目立ちやすいブラックで、画像のようにルーフやボンネットに新旧入り乱れてイオンデポジットが出来てます。

大きな白い輪っかのようなものが、最近できたもので、画像の上部にある白い点々が、クリアー層を侵食している古いイオンデポジットです。

 

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今回は、人目につきやすいボンネットでWSCクリーナーの破壊力をチェックしてみる事にしました。マスキングで囲って、部分的にテストしました。

 

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クリーナーをスポンジに適量とり、軽くこすっていきます。猛烈なスピードで磨いているように見えますが、ゆっくりと滑らす感じでOKです^^

酸性のクリーナーなので手袋は必須です。素手でやってますが、絶対に真似はしないで下さい。

 

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一度では効果が薄かったのですが、二回目の施工でご覧のように白い輪っかが消えました!恐るべしWSCクリーナー!

しかし、上部には白い点々がまだ残ってますね・・・。

これが時間が経過してしまったイオンデポジットで、付着していたイオンが塗装を侵し、へこみを作ってしまっているものです。

WSCに限った事ではなく、化学反応や酸を使うクリーナーでは絶対に除去できません。指で触るとわかるくらいに放置されたイオンデポジットは研磨する事でしか取れないのです。

 

メリット

「全部とれないのではクリーナーなんて意味ないんじゃ・・・。」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、クリーナーにもしっかりとしたメリットがあります。

イオンデポジットは思っているよりも深く塗装を侵食し、そしてものすごい硬度になっています。研磨で除去する場合は、かなりハードなコンパウンドを使う必要があります。という事は、イオンデポジットを除去する為だけに、何度も何度も研磨するわけにはいかないという事です。

さらに、車全体を磨くとなると、その工賃は・・・。という事になってしまいます。

クリーナーは酸性ですので、残留してしまえば塗装面を攻撃してしまいますが、使い方さえ間違えなければ繰り返し使用する事ができ、目に見えて塗装にダメージがあるわけではありません。

これで除去できるようなら塗装面へのダメージを軽減できますし、研磨代に比べればはるかに安価です。一度に車全体にするのではなく、一部分を重点的にやって除去具合を確認しながら、車全体を作業していくようにするといいかと思います。

数回試してみて、除去できないものは塗装が凹んでいますので研磨するしか落とす方法はありませんが、これは最終手段だと考えておきましょう。

 

作らないようにするには

最後に、せっかく除去したならば再度イオンデポジットを作らないようにする方法をまとめてみたいと思います。ウォータースポットとイオンデポジットは出来る過程が若干違いますが、作らないようにする対処法はほぼ同じです。

  1. ミネラル分の低い水(軟水)を使う。
  2. 炎天下では洗車しない。
  3. 水滴を自然乾燥させない。

1のミネラル分の低い水を使うという方法は、少し現実的では無いかもしれません。井戸水より水道水の方がミネラル分が少ないといった程度の考え方でいいと思います。洗車環境は各々違いますからね。

それよりも、一番重要なのは自然乾燥させないようにする事です。ボディの色によっても乾燥する時間は違いますので注意が必要です。

洗車をする際はなるべく涼しい時間帯を選んだり、乾燥する前に拭き取るといった事に注意しながら洗車するようにしましょう。

 

コーティング車にクリーナーは!?

コーティングをしていても、イオンデポジットは必ず出来ます。コーティングをしているが故に研磨する事もできません。そこで、クリーナーの使用を考えられている方も多いようです。

コーティング対応のクリーナーであるかどうかは、通販であれば販売ページに明記されていますので、必ず確認してから購入するようにしましょう。確認せずに使用して、コーティングが落ちたらもったいないですからね。

今回、使用させていただいたWSCクリーナーは、コーティングには非対応のものですが、ご自身の環境に合わせてクリーナーを選びましょう。

 

まとめ

今回のテストで、出来たばかりのイオンデポジットはクリーナーで簡単に除去できる事が分かりました。出来れば放置する時間を短くし、クリーナーで落として上げる事が塗装を長持ちさせる秘訣だと思います。

しかし、イオンデポジットは、車に乗っている以上はどうしても防ぎきれないものです。作らない方法を考えてばかりいると、せっかく楽しいカーライフも台無しになってしまいます。

こういった簡単に除去できるクリーナーを使う事で、ある程度は落すことができると分かれば、少し気持ちも楽になるのではないかと思います。

 

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