JBインダストロウエルド。タペットカバーの割れやネジ穴補修、鉄板貼り付けまでできちゃう接着剤!



ケミカル溶接とも称されるJBインダストロウエルドを知ってるかい!?

はいどうも~!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です^^人は必ずミスを犯します。例えばプライベートで車をいじっている時などね。

ボルトを「あたたたたぁ~~!!!!!」と、これでもかと力まかせに締め付けたはいいけど、ネジ山どころか周りの鉄板まで引きちぎってしまった事、ありますよね!

いや、普通ないよね^^

でもね。私はあるんですよ!昔乗ってた愛車、BNR32のエアクリーナーがパワーフローだったんだけど、見た目純正チックなのがこのみな私は、純正のエアクリボックスに交換してたんです。

そしたら、ボックス下部のナットが溶接されてたんですが、錆てて軽い力でボルトを締めこんでいたのにも関わらず、廻りの鉄板ごと引きちぎれちゃった・・・。

そんな時に溶接技術もない私を助けてくれたのが、このJBインダストロウエルドだったのです。まさに命の恩人です!そういったプライベーター時代からお世話になっているスーパーなケミカルを紹介せずにはいられませんよね!

っていう事で、JBインダストロウエルドの凄さを体感して頂きたく記事にしてみました^^どうぞごゆるりとご覧あれ~^^

 

JBインダストロウエルドは自動車のみならず家庭でも使用可能!

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JBインダストロウエルドとは、一体どんなケミカルなのでしょう?上記のタイトルにもある様に、「ケミカル溶接」と言われるほどの接着力を誇るエポキシ系の2液性接着剤です。

驚異の接着力と耐熱性で、自動車のみならず身の回りにある家庭用品にも使用できます。フライパン補修に使った事もある人がいるらしい!これが凄いところだよね!因みに、使う事が出来る素材はこちらです!

 

こんな素材に使える!

  •  アルミ
  •  銅
  •  真鍮
  •  セラミック(磁器)
  •  木材
  •  プラスチック

※ いずれも油分が付着又は析出されるものには使用できませんので、必ず脱脂とペーパーなどで足付けが必要です。

 

自動車に使える部分と耐熱温度

耐熱温度は実に300℃!エンジン内部やエキマニ、マフラー前部には使えませんが、比較的熱を持たない部分には使用可能です。

例えばこんな場所の修復に!

  • タペットカバー(ヘッドカバー)
  • エンジンブロック外部
  • トランスミッション
  • インマニ
  • マフラー後部(熱が低い部分)
  • 燃料タンク
  • 応力のかからない簡単な板金補修
  • 錆穴補修

と、使い方は様々です。アイデア次第ではこの他にも使い方があるかも知れませんね!という事で、ドリルやタップも立てれるといった謳い文句が本当なのかどうかを次項から徹底検証してみたいと思います。

その他、応力が強くかかる部分には使用しないで下さい。ケミカル溶接と言っても、本当の溶接程は強くありませんから。

 

JBウエルドの使い方と検証

使い方

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スチール剤と硬化剤による2液性で、1:1の割合で混ぜていきます。神経質な方は計量した方が良いかもしれませんが、目測で大体同じくらいの量が確認できれば良いと思います。

私はずっとそうやっていますし、それで問題が起こった事もありませんしね。

 

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画像のように大体同じ分量をチューブから出していきます。混ざりあうと完全なグレーになります。そう白にも黒にも染まらないって言うグレーです・・・。

グレイとグレー間違えたね・・・。

 

硬化時間が長いのがデメリットでもありメリットでもある!

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ヘラでコネコネ、まぜまぜしていきます。しっかりと混ざりあうまで混ぜていくとグレーになります。ヘラから伝わる感触では、かなりサラサラな感覚。パテを盛った経験がある方ならわかると思いますが、感覚的に言うと水あめのようです。

これがメリットでもありデメリットでもあるのです。

デメリットとしては、さらさらしすぎて平面では流れ落ちてしまう感じ。穴埋めや、鉄板補修では液剤が流れないように、テープを貼ったり、クランプを用いる必要があります。

メリットとしては、使用に最低4~6時間、完全硬化に15時間以上かかる為(季節にもよりますが)塗り方を間違っても、やり直しが容易って事ですね。硬化の速いエポキシ系の接着剤は焦って作業しなければならないのですが、失敗してもやり直しが出来るのでそこんとこは安心して作業できますね^^

また、タペットカバーのひび割れ補修などでは、ヒビに塗りこみやすいですね。指で簡単に塗り込んでいけます^^基本的には指に付着しないようにしなければならないので、耐油性のビニール手袋などで手を守ってあげて下さい。

 

検証

硬化したJBにボルトねじ込んでみよっか!

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私の大好きな100円ショップで台所用のプラスチックケースを買ってきて、そこにJBを流し込んでみました。画像のようにトロトロトトロトトロメイサツキカンタ的にサラサラなのが見て取れるでしょう・・・。

これだから平面に塗り込むの大変なんだよね!ま、これデメリットの部分。

 

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容器に溢れんばかりに注がれたJB君の画像です。これ実験だけどパネー量を使ってしまった・・・。メカにバレないように、朝早くに作業したのですがどうせばれるので、自分からカミングアウトしましたよね。

「結構たけ~し!実験などに使うな!」とか言われたら僕のハートがブレイクしかねないから、事前に言っとく事で怒りを最小限にとどめるマインドゲーム!

人生でも駆け引き大切ですよ^^ま、それはさておき完全硬化するまでしばし待ちます。しばしと言っても15時間・・・。

 

ボルトを差し込んでみる!

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完全硬化の指標15時間を過ぎたので、ボルトを差し込んでみる事にしました。ボルトをさす前に、ドリルで穴をあけていきます。

 

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金属程ではなくても金属に近い手ごたえと、金属に近い破片が飛び出してきました。

 

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ここから、容器が共廻りしてしまうのでメカニグローグ装着!取り敢えずボルトは手で回るまでは手で締めるのが基本なので、指で回るところまで締め付けます。

メカニグローブつけてて良かった!素手なら手の皮めくれる位の負荷がかかってますよ~!メカグロしてても手が痛い!

 

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という事で、ラチェットを使って締め付けます。ラチェット使ってもかなりのトルクを感じますね。一瞬ねじ込み過ぎて、JBが割れて実験終了かとの憶測も頭をよぎりましたが、心配ご無用!

 

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画像のようにしっかり奥まで締め付けました。ヒビが入るという私の憶測は完全に外れました。良い意味でね。

 

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上部から見ても全くヒビは見られませんよね。正直実験するまで、ただの強力な接着剤だと思っていたので、自分でもかなり驚きました。

 

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ご覧のようにネジ山もきっちり残ってますね。しかも、ある程度思いっきり締めこんでネジヤマが潰れても、また無理やりねじ込むと山が再生されるんです!!!

ねじ込み過ぎて、周辺が少しポロポロになってますが、これはヤスリやペーパーで補修可能です。

という事で、強力なパテ以上鉄未満の扱いやすさを感じ取る事が出来、大変有意義な実験になりました^^ただ、JBスゲー!としか言いようがなかったですけどね^^

 

じゃあ強度はどうなのよ?

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って事で、ケミカル溶接って言ってんだから、それなりの固さあるんだよね?じゃあこのハンマーでぶん殴られたら耐えられんのって話ですよ!

はっきり言います。脳のより頭蓋の方が多くの割合を占めている私の頭でも耐えかねる超重量ハンマーでぶん殴ってやりましょうよって実験をしてみました。(やな人間だね~私^^)

良い子の皆さんは絶対にマネしないようにね!

 

じゃあ行くよ!

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工場の下のコンクリが心配だったので、足場を用意。この上から当店の常連さんでもある体重100キロ超のgappe会長に全体重を乗せてシバいて頂きました。

超重量ハンマー+体重100kg超の打撃です!

これ食らったらゴロフキンでもロマゴンでも倒れます!ただ相手がゴロフキンやロマゴンでは当たらないか(m´・ω・`)m ゴメン…

 

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これ一度目の打撃後画像です。マイク・タイソン並みの破壊力だと思っていたのですが、欠けてるのは確かですけど・・・。欠けるだけ?

割れね~の?実験とはいえこれ結構屈辱ですよねgappe会長!!!!筋トレにもっと励むべきです!

 

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もうホント粉々になってくれた方がブログ記事的にボツになるから長文書かなくて済むからいいんだよね・・・。偽装でもいいから一発目で砕けて「はいおしまい!」ってなる様に2回目の打撃を食らわせてやります!

これで砕けたら、1発目で砕けましたって記事を偽装出来るってもんだよね^^因みに偽装は今までした事ありません^^

って、淡い期待を抱きながらの2回目の打撃!もはや常人では失神KOでしょ?・・・。

あっ・・・あ・・・れ・・・?

あれだけの打撃を受けてこれだけのダメージ?貴様は全盛期のチャベスか!!!!まさに鉄塊!

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた、大きく、分厚く、重く、そして大雑把過ぎた。それは 正に鉄塊だった・・・。
ベルセルクより

そんな鉄塊に鉄塊+αのパワーをを食らわせてもこれだけのダメージだなんて、恐るべしJB。

 

JBインダストロウエルド実技。タペットカバー編。

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という事で、今までの茶番を覆すべく実技編に移りたいと思います。我が実弟、つまり次男(北斗の拳で言うジャギ)ね。

が、DIYでタペットカバーを取り外していた際に、ボルトを一本外すの見失ってて無理やりこじってカバーを破損した際の画像。

ジャギ結構短気だから、「なんではずれね~んだよ!!!」と怒りに任せてカバーをドライバーやらプラハンやらで無理やりこじった結果カバーが割れてしまいました。

意外と見えない位置にボルトがあるなんてよくある話。

特にジャギなら、憎しみに任せてシバキ上げるなんて想像に難くないです^^工場の一部を貸して作業してたのが不幸中の幸いってやつです。

いついかなる時でも人は過ちを犯すものです。しかし、更生できる。それがJBの力ならなおさら素晴らしいではありませんか!良かったね~JBストックしてて^^

ここでは作業工程は省かれてますが、まず、お隠れ遊ばしたボルトを外し、タペットカバーを慎重に取り外します。ここでカバーに大きな歪みが出ていたらもう使用不可ですが、今回は運の良い事にヒビだけで済みました。

JBを塗りこむ為に、取り外したタペットカバーを、洗い油やパーツクリーナーで丁寧に脱脂し、乾燥させます。

施工時の注意点は、ヒビだけに浸透させるのではなく、その周辺までかなり広範囲に厚く塗っていく事です。さらに、内側からも同様に広範囲に塗りつけます。

これで万が一エンジン内部の圧力が高くなっても、オイル漏れを防ぐことができます。因みに、最低でも4~6時間はエンジンをかけないようにしましょう。

完全硬化には15時間必要ですが、エンジンの熱で少し硬化時間を短縮できます。神経質な方ならそのまま15時間以上待ちましょう。いわずもがな、どちらかと言えば後者の方が確実ですけどね。

って事で、JBを施工してから2年以上たってますが、オイル漏れはありません!ゴイスーΣ(・□・;)

って事で、これはJBインダストロウエルド使用例のほんの一部。アイデア次第では様々な使い方が出来るのではないでしょうか?

 

まとめ

本文でも述べたように、エポキシ系の接着剤の中には硬化時間が速いものがあります。しかし、失敗すればさらに厚盛するかやり直しです。

その点JBインダストロウエルドは、隙間に浸透しやすくやり直しもききやすい。おまけに硬化してしまえば、驚くべき接着力を発揮してくれ、耐熱温度も高い為使用できる範囲も多いです。

プライベーターのみならず、整備工場でも一つ持ってると重宝すると思います。作業を失敗するのはいただけませんが、隠れた錆など目視では確認できないものも多数あるのは事実です。

人がやってる事です。人はミスを犯します。それを助けてくれるケミカル。それがJBインダストロウエルドなのです^^

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