TERZOのリアサイクルキャリア(EC16BK)をL350Sタントに取り付けてみました。



自転車ファン必須アイテム

みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!ここ数年、巷では自転車がブームらしいですね。ガソリンの高騰や健康増進、趣味等で自転車の需要が増えているのかなと思います。

 

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そんな中、TERZOのサイクルキャリアの取付のご依頼をいただきました。サイクルキャリアでピンと来るのはルーフの上に、自転車が載ってる姿ですが、今回はリアに取り付けるタイプです。

それ程力もいらず簡単に積載できるのが魅力です。

という事で、早速取付手順をご紹介させていただきたいと思います。

 

リアスポイラー車取付不可?

TERZOのサイクルキャリアは、ベルトで上下左右を固定しなければならない為、リアスポイラー付の車両には取付ができない場合があります。

TERZOの公式HPで取り扱い説明書をチェックしてみて下さい。

EC16シリーズ取扱い説明書  : PIAA

 

L350S タント リアスポ取外し手順

今回ご依頼いただいたお客様のサイクルキャリアの利用用途は、主に子供さんの通学の送迎がメインとなっています。

本来であれば、リアスポの取付穴は溶接やパテ埋めで処理したいところですが、学校生活が終われば、またリアスポイラーを取り付けなければいけません。

少し不恰好になってしまいますが、カッティングシートで一時的に穴埋めをしておきたいと思います。

 

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車種によってはこういった小さなリアスポでも取り外さなくてはなりません。

 

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まずリアドア裏側の蓋を剥がして、ナットを取り外していきます。左右2か所あります。

 

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3個のクリップで車両側に固定されていますので、リアスポを持ち上げて取り外します。右側に配線がありますので、勢い余って切断しないように気を付けましょう。

将来的にリアスポを取り付ける予定がないなら、完全に穴埋めしてもいいのですが、一時的なものになるのでカッティングシートで対応する事にしました。

 

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こうやって、カッティングシートを穴に合わせて切っておきます。

 

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カッティングシートは、しばらくたつと硬化して割れてきたり剥がれたりするので、定期的に貼り替えしてあげましょう。また、ボルト穴がさびてくる場合がありますので、錆止めをしておくことをおすすめします。カッティングシートが弱いようなら、2重、3重に貼っておきましょう。

穴が小さければ、ステンボルトなどで穴埋めしても、おしゃれかもしれませんね^^

 

サイクルキャリア取付

TERZOのサイクルキャリアはボルトや溶接が必要なく、簡易的に取付ができますが、脱落を防ぐために慎重に作業を進めていく必要があります。

いきなり本番に移らないよう、仮組をしてバランスを確認していきます。

フックで上下左右の6点を支持し、バランスを取ります。非常に大切な部分ですので、説明書を見ながら作業を行うようにしましょう。

フックをかける部分には、付属の保護シートを貼り付けなければならないので、失敗しなくて済むようにシュミレーションしておきます。

 

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写真のように、仮組の時はフックに傷防止のテープを貼っておくと良いでしょう。マスキングテープやビニールテープを数枚貼っておきます。(ぼやけちゃった・・・。)

 

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2人以上での作業が推奨されていますが、私1人しかいなかった為、脚立を利用してバランスをとっていきました。

 

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ベルトをすべてかけて、全体のバランスが確認できたら、保護シートを貼る位置が分かるように、マスキングテープを貼っておきます。

 

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6ヶ所全て位置出しが終わったら、一度サイクルキャリアを下ろして、保護シートを貼っていきます。剥がれないように脱脂をしておきましょう。

 

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保護シートを全部貼り終わったら、再度キャリアを乗せベルトを本締めしていきます。ぐらつきが無いようにしっかり締めていきましょう。余ったベルトは紐でまとめておきましょう。

サイクルキャリア本体がぐらついていなくても、自転車を乗せて走っていると、ベルトが緩む場合がありますので、初めて自転車を載せる場合はゆっくり走っては増し締めしていきます。走る締めるを何度か繰り返しましょう。

さらに、自転車積載前後だけでなく通常走行前後も必ずベルトをチェックして下さい。

 

自転車の積載方法は以下の動画でチェックしてみて下さい。(音が出るので音量に注意して下さい。)

注意点

ハンドル操作には細心の注意を払ってください。急発進や急ブレーキはサイクルキャリアに負担がかかりますので絶対にしないようにし、安全運転を心がけましょう。

取り付けに関し、疑問点があれば販売店や整備工場、メーカーに相談するようにしましょう。事故の原因とならないよう、取り付けに自信がない場合は、パーツショップで取り付けてもらうようにしましょう。

 

ハイマウントストップランプの取外しについて

ハイマウントストップランプ(補助制動灯)は、平成18年1月1日より法令により装着が義務化されています。取外しされる場合には、車検証を確認してからするようにしましょう。

また、取り外しに関し疑問点があれば、ショップや管轄陸運局に問合せしてみましょう。

 

まとめ

1BOXや軽トラならいざ知らず、車に自転車を載せるのは本当に大変な作業ですが、これで簡単に自転車の積み下ろしができるようになります。

遠出してのサイクリングが趣味という方には最適なんじゃないかと思います。^^

 

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