日産 ノート(E12)にアルファⅡホーンをリレー付きで取り付けてみました。



ホーン取り付け時のリレーの必要性

みなさんこんにちはミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!本日は日産ノート(E12)オーテックバージョンにホーン取付のご依頼をいただきました。

今回はホーンの性能を100%引き出すためにホーンリレーで電源をバッテリーから直接取るようにしました。

ホーンリレーを取り付ける理由はもう一つあります。純正はホーン1個に端子2つで構成されていますが、今回はホーンを増設する事になります。

こういった事例では、ミツバさんの公式見解で、電子式パワステポンプが誤作動を起こす可能性があるとの事で、推奨されているリレーを取り付ける事にしました。

リレーなしでもトラブルが発生したという話は聞きませんが、メーカーさんが推奨している事でもあり、トラブルの可能性を限りなく低くするための措置として採用しています。

リレーが必要かどうかの判断はミツバさんのHPで確認を!ミツバ公式HP

 

ホーン取付はグリル裏に取り付ける予定でしたので、グリル取り外しから作業していきますが、ノートのグリル侮りがたし!

 

グリル取り外し

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グリルを取り外す前に、傷防止のマスキングテープを貼ります。

まずは、グリル上部にあるボディーと同色のカバーを取り外していきます。上部の5つのクリップを外した後、上に引き抜けば外れます。

バキッと音がするので毎度のことながら少々ビビってしまいます・・・。

 

結構難関だと思われるところが、メッキグリル部分です。分かりやすくするため取り外した状態でご説明させていただきます。

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上部のクリップを全て外したら、ラジエーターアッパーカバーがありますので、横のスライド部分を前方に引き出しラジエーターとバンパーの隙間に落とし込みます。

 

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そして最後にグリル下部のツメを外していきます。グリルを引っ張っても外れないので、ツメは手で直接外していきましょう。結構手が入りにくいです。隠れた所にクリップがありますので、無理して引っ張ると破損する恐れがあります。クリップがすべて外れていたらそれ程力はいらないと思います。

グリルの取り外しは、詳細に解説されているブログがございますので取り外し方法がわからない方はこちらから!

韋駄ⅩさんブログE12ノートグリルの外し方。

 

バンパーごと外してもOK

ノートのグリルを外すのは結構大変だったりします。無理やり外していたらグリルのツメを破損する場合もありますので、無理そうだなと思ったら、バンパーごと外した方が良いかもしれません。

バンパー下部のクリップと、ホイールハウス内のビスを外せばいいだけなので、それ程時間はかからないと思います。破損させる事を考えれば、数十分遠回りしてもいいじゃん!

 

リレー配線取り回し

ホーンの取付で一番重要なのは、取付できるスペースを探し出すことです。社外のホーンは大抵純正よりも大きく厚みもあります。

純正を外してそこに取付ようと思っていても入らない場合がありますので、ここを疎かにすると後で無駄な時間を費やすことにもなりかねません。

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という事で、純正ホーン位置です。運転席側ヘッドライトユニットの横に付いています。

純正ホーン1個に端子2つで構成されています。結構なスペースがありそうですが、今回はホーンを2つに増設しますし、アルファホーンの方が純正よりも大きくこのスペースに取り付けるのは断念しました。

 

リレーも取り付けるので、全ての配線の取り回しとホーンの位置決めをバランスよく見ていかなければなりません。

これが結構時間がかかるんです・・・。

 

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ラジエーター側から、車両前方を映した画像です。

先ほどご紹介させていただいた、韋駄Ⅹさんのブログでもホーン交換されていましたが、そこのスペースが一番取り付けやすいかもしれません。

配線とホーンの位置を仮組していくと、ここしか考えられない位ピッタリとおさまりました。そして今回の記事のメインでもありますリレーの取付工程です。

 

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作業前にバッテリーのマイナス端子を外してショートしないようにしておきます。直接バッテリーから電源を取ります。これによりホーンの音を100%引き出せるようにします。

ヒューズは作業性も考えこの位置に取り付けました。

 

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ここを通っている配線に沿ってタイラップで留めていきます。

 

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バッテリー横から配線を引き回していきます。少し見えにくいですが、リレーはここに設置しています。

アフターパーツはなるべく目立たないようにしたいと思ってますが、作業性との兼ね合いですべて隠すのは難しいんですよね。

まだまだ勉強する事は多い!

 

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アルファホーンへの電源ケーブルを助手席側ヘッドライト下部から差し込みます。ここに引き込むことでエンジンルームあたりがすっきりするような気がしますが、絶対にここじゃないといけないものではなく、「キレイにできたと思う!」なんていう自己満足的なものでもあります。
青矢印のところですが、上部から純正ホーンからの分岐の線を取り回していきます。

 

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純正ホーンの配線と結線します。

後はアルファホーンに電源ケーブルとアースを取り付けて、バッテリーのマイナス端子を接続すれば完成です。グリルを閉じる前にホーンが鳴るかどうか確認しておきましょう。

音を表現するのは難しいですが、パッ!っていう感じの良い音色です^^オーナーさんにもお喜びいただいたようで何よりです^^

音色の試聴はこちら! : ミツバ公式サイト アルファーⅡホーン音の試聴

 

今回取り付けたホーンとリレー

  • ホーン : ミツバ アルファⅡ
  • リレー : ミツバ ホーンハーネスセット(SZ-1133)

 

まとめ

ホーンの配線はそれ程難しい事ではありませんが、リレーをつけることで若干取り回しを考えなくてはなりません。少し高く感じるかも知れませんが、安心を買うという面では決して高いものではありません。

トラブルの可能性を少しでも少なくするために是非取り付けておきましょう。しかし、最近の車のバンパーの取り外しがなんと難しい事か!

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