KYB(カヤバ) NEW SR SPECIAL装着とショックアブソーバーのゴム部品交換で乗り心地改善!



へたったショックをカヤバさんのNew SR Specialに交換してみたよ!

みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil) です!久々のブログ更新!知ってる人は知っている知らない人は知らない!当然ですが・・・。僕の愛車S2000が廃車となってしまいました・・・( ノД`)シクシク…

体にダメージはなかったもののココロのダメージは深刻でしたが、この事故はまた別件でご紹介したいと思います。そして、また買い戻します!

って事で話は全く変わりますが、今回ご依頼いただいた作業は平成14年登録の12万キロの走行距離に近くなっているトヨタ・イプサムの乗り心地が若干悪くなってきたというご相談です。

当初オーナー様が考えられていたのは足廻りのブッシュ打ち換えだったのですが、年式も距離もかなりのものです。なるたけお客様に金銭的な負担をかけたくないと思った私は、ショックのリフレッシュをご提案させて頂きました。

車のゴムブッシュの総打ち替えはかなりの出費となります。作業内容もかなり大変で長期間の預かりとなります。でも、ある程度経済的でいて効果を体感できるショックのリフレッシュをご提案させて頂きました。

きれい事ではないですが、如何に出費を抑え違いを感じ取ってもらえるかが私の楽しみでもあるのです^^って事で作業内容をと行きたいところですが、ダウンサス交換などは過去記事に挙げてますのでそちらを参考にして見て下さい!

今回選んだショックは純正供給もされているKYB(カヤバ)さんのニューSRスペシャルです^

⇒ TEIN(テイン)のローダウンスプリングキット(ダウンサス)取り付け方法と注意点を公開します!

ダウンサス導入とともに合わせて今回のリフレッシュプランを行うと尚効果的かと思いますよ^^

しかし、長い間愛車を守ろうとされるオーナー様には感服するしかありません。本当にすごい事です。私なんてすぐS2000を廃車に追いやってしまったのですから(約3か月)・・・

しかも自分の落ち度で・・・( ノД`)シクシク…

 

へたったショックとKYB(カヤバ)の驚くべき違い!的な映像


左がKYB(カヤバさん)のニューSRスペシャルで右が純正のショックです。ギューーーット手で縮めて伸びるまでを観てみました。

映像を観て頂くと一目瞭然ですね!

これだけ動きが鈍いとスプリングの力を押せきれずに跳ねたり挙動が収まらないといった乗り心地の悪化につながりかねません。

車高調など硬いバネを入れて超シャコタンにしてるならこの悪化に気が付かない人も多いみたいですが、ちゃんと説明書をみましょう!車高調は定期的なオーバーホールが必要です。

そこを見ずにただ見た目を追っているだけなら車好きとは名乗れないでしょう?と私は思いますがどうなんでしょうね?

見た目をとるか走りをとるか人それぞれなので私は何とも言えませんが、車高調は調整範囲が無限大にあるからこそのモノ。コンマ何秒を競い合うレーシングシーンでこそ威力を発揮するものだと思っています。

見た目だけを追うのではなく、せっかく調整範囲が多いのだから色々試して見てはいかがでしょうか?

あっ!またまた話が脱線気味だ^^

 

KYB(カヤバ) NEW SR SPECIAL交換ついでにゴム部品の交換をお勧めしてみた!


しつこいようだけどショックの取り外しは車種によりけりなので一応上記のリンクから見てみて下さい^^今回の記事の趣旨はあくまでショックのリフレシュなので^^

で、これがとりはずした純正のショックです。遠巻きにみれば何ともない、いたって普通のショックですね。

ただ侮るなかれ!これらには沢山のゴム製品が使われているのです!

今回はへたったショックと共にこれらのゴム部品を新品に交換するといった内容です。最初にも言いましたがせっかくショックを取り外したのだからゴム部品を変える絶好の機会です。

そういった作業が楽しいんです^^

 

ショックのゴム部品はこれだけ朽ちている!フロント編


インシュレーター&ダストブーツです遠巻きに見てみるとなんてことない部品ですが近くで見ると経年劣化でちぎれてしまってます・・・。ロッドを保護する役目を果たせないですね。

また、この部品はサス(スプリング)上部を支える部分に当たります。強い入力がかかれば硬くなったゴム部品はサスの入力を上手く逃がせず、ガタゴトと言った異音がでる原因にもなりかねません。

部品注文しといてよかったYO!

 


続いてはバンプラバー。上部が今まで取り付けられていたモノ。触ると硬いし大きな入力が入った時点でショックを吸収できないでしょう。

バンプラバーは重要な部品になります。

ショックの底付を防いでくれ壊れるのを助けてくれるものです。これが硬くなっていれば本来の意味をなしていないではないでしょうか?

勿論下のものは新品で、ある程度柔らかくショックを上手く吸収してくれるでしょう。ダウンサスなど入れてる方は底付しやすいのでメーカーから市販されてる短いものや一撒き切るなどの対策をしなければならないでしょう。

しかし、上のバンプラバーは色といい雰囲気と言い巨大なイモムシみたい・・・(-_-;)

 


見た目でわかりますが上が新品で下が旧です。長年使っているとゴムでできてるものは劣化してくると言う良い例でしょう。

 


続いてはスプリングシートです。サス下部とショックの間に挟まれてるもので異音の軽減とサスの収束に一役買ってる部品です。

長年使われてる上部のシートはよくよく見ると穴が開いていますね・・・。ひょっとしたら車に強い入力が入るとガタゴト異音がしていたかもしれませんね・・・。

 


アッパーの金属部分です。錆などの大きなダメージがあると交換しようと思ってましたが、それほどでもなく再利用する事にしました。

ただ、砂ぼこりなどがすごいので・・・

 


エアブローとウエスを駆使し(駆使は大げさかな^^)砂やほこりを取り除き、グリスが塗ってある部分には新たにグリスを発布してます。またすぐ汚れてしまうでしょうけど、気持ち的にって奴です。

 


車種にもよりますが、溝を切ってあるものは組み付ける際にきっちりと合わせながらスプリングを組み付けて行きましょう。

こう言った部分は取り外す際にいきなりばらす事なく、どういう風な位置で組み付けてあったのかしっかり確認しておかなければなりません。

だからこそ、片方ずつ作業したり合いマークを付けたりする事でミスを減らす事ができるのです。この辺を適当にしてある中古車をカスタマイズしたり修理すると最初がどういう風になっていたのかわからないので後々面倒な事この上なしです・・・。

履歴を残す事が大切です。中古車として第三者に渡る時にも喜ばれる事でしょう^^

 

コーナリング時のふらふら感を無くす為スタビライザーブッシュも交換!


意外と見落とされがちなものがスタビライザーのブッシュです。コーナリング時に左右のロールバランスを上手くとってくれる部品になります。

この部品が朽ちてくるとコーナリング時だけでなくストレートを走っていても跳ねたりふらふら感を感じてしまいます。

画像を見て頂くとへたりは一目瞭然ですね。言うまでもなく右が新品で左が10万キロ越えのブッシュです。

このブッシュを金属のガイドで抑えているわけですが、これだけ段差ができているとブッシュの役目自体が果たせていないのではないでしょうか?

車の挙動が不安定だなと感じたら疑うべき部品だと思います。

 

KYBショックリフレッシュリア編!


リアのスプリングシートです。フロントのように破れなどはなかったものの経年劣化により固くなり、異音の原因になりかねません。

リアのショック取り付け構造にもよりますが、トーションビーム方式の車両ではショックを外す際にスプリングがフリーになり取り外しやすいので、ついでに交換しておいた方が無難です。

部品代自体も安いし工賃も抑える事が出来ますね^^

 


この部品はリアショックの上部を支えるラバー部品です。上の部分が取り外したものです・・・。半端なく破損してます。

これも経年劣化で硬化している為ですね。

取り付けたままではここまで傷んでいる事に気が付きにくいですが、取り外して初めてここまで劣化が進んでいる事がわかります。

外した瞬間にバラバラになってしまいました・・・。

見た目だけではわかりませんが、これだけ硬化しているならば車に大きな入力が入った瞬間の力を上手く逃せないかもしれません。

つまりはボディ自体にも負担をかけている事になるかも知れません。人で言う所の軟骨になるのかな?^^人も車も同じで歳を重ねるとこういった関節部分のへたりが大きくなり、小さなダメージがボディをむしばんでくるのだと思います。

膝が原因なのに腰に来るみたいな感じでしょうか?^^

乗り心地を改善したいなら要交換ですね。

 


上が旧下が新品の純正インシュレーターです。見た目ではよくわからないと思いますが、イプサム用のリアショックはインシュレーター内にバンプラバーがあります。

中が暗いので画像は撮れませんでしたが、フロントの事を考えると朽ちている可能性大ですね。

車種によりけりなのですが、スプリング(サス)部分にバンプラバーがついているものもあります。ダウンサスを購入予定の方はバンプラバーの長さなどを切ったりアフターパーツに交換する事をお勧めいたします^^

また、インシュレーター先端には上記の破損したアッパー部分の中心に刺さる金属があります。

もともとこの金属はインシュレーター内にあるラバー部品に刺さっているだけなので、インシュレーターがへたってくると、ガタがでる原因にもなりかねません。

 


これが完成したリアショックです。取り付け順が分からなくならないように片側ずつ交換していきます。

こういう風に画像として残しておけば間違える事も少なくできます。スマホの写真で十分です。

当店でも複雑な作業を行う時は画像を取りつつって感じで進めています。ボルトやナットが余る事もないし本当に便利な世の中になりましたね^^

完成したショックをセンターを慎重に出しながら組み付けて作業は完成です。

 

作業後のオーナー様の感想。

ご相談いただいたのは足回りのリフレッシュプランでしたので、作業前の車の挙動を知る事からリフレッシュは始まっています。

比較対象がない為、まず試運転から始まります。試乗した感じは低速域でもふわふわ感を感じ取る事が出来ましたが、これが元々の特性なのか各部の経年劣化からくるへたりで起こっているものなのかは部品を外しへたりがある部分を見極めていく事から始まります。

上記全ての作業を終え試乗してみました・・・。たったこれだけの部品を変えただけで足回りのレベルがワンランク上がってる!

って個人的で一方的な感想になるので・・・。

後日オーナーさんにもご意見を伺いました。リフレッシュ前後では大きく乗り心地が変わったのを体感され、すごく満足されていたようです^^

車を本当にわかってる方は、こういった地味なメンテナンスでも大きな違いを感じ取る事が出来るのだと思います^^

 

まとめ

たかがゴム部品と侮るなかれ!DIYでサス交換などされた方はわかると思いますが、足廻りには沢山のゴム部品(ブッシュ)が使われています。

手やバールでこじってもなかなかアームが倒れてくれない等は当たり前にある事です。それくらい車に使われているゴムの力はすごいんです。

それがヘタれば乗り心地が悪化する事は容易に考えられます。

車高調やダウンサスで見た目を負う事は簡単な事ですが、長距離乗ってきて愛車のへたりが分かってくるってのが、本当の車好きなのではないでしょうか?

へたりは長年乗ってきた人にしかわからないものです。そういった事を感じ取れる感性を磨く事こそが大切なんだなと今回の作業を終えて感じた事でもあります。

作業自体はオーナー様の意見を大いに反映させていただきながら行いましたが、これもまた勉強の一つになりました。

テストにもなりましたし、当店のお客様に是非試して頂きたいメニューになったと思います。作業=テスト=おすすめプランってやつです^^

それにしても、長距離走っていてもリフレッシュしてまだまだ愛車を乗り続けるって言うオーナーさんの的を得たリフレッシュ。いや、もうチューニングのレベルですね。車に対する大いなる愛を感じました^^

オーナーさんの車の状態を体と頭で感じ取れる車への感性と愛を感じ、私もまだまだ精進しなければならないなと感じました。

早くS2000買いなおしてリフレッシュしよ~^^

因みに、ブッシュを強化したいならこんなメニューもありますよ^^ → S14シルビア後期カスタム【前編】アーム交換下準備の為リアメンバーを下ろしてみた!

 

関連記事(提供リンク)

関連記事

ページ上部へ戻る