- 2015-2-3
- Update 2018-6-25
- Blog
バモスのボンネット内のスペースが狭いとお嘆きの方に
社外ホーンや、HIDを付けたいけどボンネットのスペースがあまりないとお嘆きのバモスオーナーのみなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!
最初に言ったように、バモスのボンネット内のスペースは驚くほど狭いので、パーツを綺麗に取り付けたいと思っている方は「どうにかしてよ!」と思わず叫ばずにはいられないと思います^^
今回はミュンヘンブログでおなじみのバモスオーナーTAKASHI様より、ハロゲンバルブが片方切れた!と言うご連絡を頂いたので「YOU それならHID化しちゃいなよ!」とおすすめしたところ、あっさりとOKを頂きましたので、HID化の際にどうせならホーンの取り付け位置を変更し、ボンネット内を美しくしようと思い立ちました。
バモスオーナーの皆様の参考になれば幸いです。
バモスの社外ホーン取付位置
TAKASHIさんのバモスはすでにアルファホーンが取り付けられていました。矢印の位置ですね。本当にスペースが少ないので、こういった場所にステーで取り付けるのはある意味定番だと思います。
しかし、これは私の勝手な考えなのですが、ボンネットを開けた時に如何にノーマル風に見せるかをテーマにいつも作業していますので、これはどうにかならないものかと試行錯誤した備忘録とも呼べる記事を書いてみました。
どうせHIDを取り付けるならば、ホーンも目立たないようにしようと取り付け位置を変更する事にしました。TAKASHIさん勝手にやってごめんなさい!
フロントバンパーの取り外し
HIDを取り付ける為に、フロントバンパーを取り外していきます。バンパーの取外しは、メンドクサイのではないかと思われがちなのですが、バモスのバンパーは慣れていなくても、ものの5分で取り外し可能です。
一応図解しておきますが、それ程迷う事無く出来るでしょう。今まであまり車を触った事がない方でも、DIYで楽勝で出来ます。
バンパー上部のクリップを取り外す
これから図解するバンパーの取外し方法は順番はどこからでも大丈夫です。やりやすそうな所からはじめて見ましょう。
とりあえずグリル上部にある3つのクリップを取り外します。画像では真ん中の1個しか写していませんが、左右にもありますのでそれもはずしておきましょう。
あえて注意点を挙げるならば、年数が経っている車両はクリップが硬化しているので、再利用できるように慎重に取り外していきましょう。
まずは真ん中の丸い物体を持ち上げ、最後にお皿の部分を持ち上げます。無理やりこじってはいけません。マイナスドライバーで充分いけますが、内装はがしを持っている方は、利用しない手はありません。
内装はがしは、プラスチック製や金属性のものがありますが、クリップの固着状態や使用箇所を考えて使い分けます。
基本的には、プラチッククリップは完全硬貨してると、どんなに優しく外すそうと思っても壊れます!ですので、ある程度消耗品と考えておかなければなりません。内装はがしなどの道具は、クリップを外しやすくする為のモノではありますが、基本的に私はその周りのものを傷つけないようにするってのを優先して作業するようにしています。
ナンバー裏のクリップ
続いて、ナンバーを取り外し、3つのクリップを取り外します。これも先ほどと同じように壊さないように慎重に取外してください。壊れた場合は、新品クリップに交換です。
ホイールハウス内のビス
更に、ホイールハウスにあるビスを取外していきます。ネジ式になってますので、プラスドライバーでクルクルっと外していきます。
ドライバーが入りにくいなら、少しステアリングを切ればとても作業しやすいです。この3つの工程が終われば後はバンパーをゆっくりと手前に引き出して上げるだけです。簡単ですね^^
ホーン位置はラジエーター横にしました
ボンネット上部にあったホーンを、ラジエーター横に移動させます。ラジエーターを固定している純正のボルトに共締めしました。以下がその画像です。
運転席側ンお取り付け位置です。後ろ向きになってますが、その理由は以下で解説してみたいと思います。
助手席側です。スペース的にも全く問題ないですね^^位置の移動に伴い、配線を新たに引き直しました。
ホーンは裏向きに取付けないとバンパーと干渉してしまいますので気をつけましょう。裏向きに取付けたからといって音色には影響はありません。
HIDを取付手順を解説します!
今回の本題はHIDですが、今までHIDの取り付け方法は散々書いてきたので、バラストとリレーの位置を中心に図解していきます。
HIDの取付方法については最後にリンクを載せておきますね^^
ヘッドライトを外します。
まず、ヘッドライトを取外していきます。これもバンパー同様それ程難しい手順は必要ありません。今回の図解は助手席側で行っておりますが、運転席側も同様の手順で進めていきます。
ここは少し見え難いですが、ウォッシャータンクの脇にひっそりとネジが隠れていますので見落とさないように!
手が入りにくいのでなくしたり落としたりしないようにしましょうね!長めのプラスドライバーがあると作業しやすいです^^
更に続けていきます。ヘッドライト横のネジを外します。これは簡単ですね^^この3つのネジを外し、ライトを前方に引き出していきます。
ボディに当たると傷が入るので、ゆっくりと作業しましょう。
リレー取付け位置
リレー取付けに祭し、バッテリーの位置を確認しておきます。こんな深い場所にお隠れになられておられます^^バンパーを取外し、ウォッシャータンクを外さないとアクセスできません。
アクセス、まさにMoonshine Dance!
メンドクサイな~と思わず、バンパーを取外しておいた方が逆に時間短縮に繋がります。
HIDを取り付ける前に、バッテリーとリレー、バラストとバルブ全て仮止めして配線の取り回しを考えておきます。もちろんヘッドライトも付けたり外したりしながらバランスを見ていきます。
バラストを両面でいきなり固定すると失敗の原因になります。必ず取り回しは確認するようにしましょう。
バランスを鑑みリレーはウォッシャータンクの横に両面止めしました。しっかりと脱脂しておけば取れることはありません。脱脂には、パーツクリーナーを使いますが、本体やボディに直接噴霧は厳禁です!
やりすぎると、塗装を溶かしたり部品を壊す原因になりかねません。また、パーツクリーナーの成分が残留し、両面テープの性能を発揮できなくなります。パークリを使う場合は、ウエスやティッシュに滴らない程度に吹き付け軽く撫でるように拭いていきます。
汚れがウエスにつかなくなるまで、2~3回拭きとっていきます。
バラストの位置
HIDで一番手間取るのがバラストだと思います。最近の物は薄型になったと言えど毎回バラストの位置決めはに苦労します・・・。
性格からか、なるべく見えないようにしたいので尚更難しいのかも・・・。私の事をリアルに知ってる方は、普段はちゃらんぽらんなのにと思ってるでしょうが、変なところが几帳面で仕事が遅くなるのがネック・・・。
結構メンドイ性格なのです^^
どこにしようかなと思っていたのですが、ヘッドライト裏に広大なスペースが!バラストを仮止めするとバッチリ収まります!
配線も余裕で届くし!ここに決めました!
バラスト取付け後はこんな感じですね。両面テープでくっつけていますが、脱脂さえしっかりしてれば落ちません!
誰もこんなところにバラストが隠れてるなんて思わないでしょうね^^私が求めていた、純正チックに仕上がり満足です。(いつもの様に自己満ですけどね^^)
この後、タイラップで配線を固定して完成です^^
完成です^^
全体の画像です。ホーンも左右対称にバランスよく収まってますし、ボンネット上部がスッキリしましたね。今まででも問題は無かったのですが、第一印象は大きく変わります。
ホーンとHID同時進行だからこそ配線の取り回しは簡単に出来ました^^
ま、ここまで必要かと言われれば絶対とは言えないのですが、綺麗に配線をする事で車に対する愛着は変わってくると思うのです。
内面の美しさは外見にも反映される。人も車も同じではないかなと思っております^^
蒼白く輝くHIDの光が闇夜を切り裂きます!カッケーよTAKASHIさん^^
夜の光の感想Facebookでお待ちしてますよ^^
今回取付けたHIDキット
■ メーカー : fcl
■ 規格 : fclスタンダードキット H4 H/L 6000K
当店でもいつもお世話になっているfclのHIDキットです。性能を見ると本当にこの価格でいいの?と思ってしまう逸品です!
まとめ
今回の作業で一番感じた事。それは、空間は無ければ作り出せばいいんじゃね?と言う事です。なんでもそうですが、壊すのは簡単。作り出すのは難しい。社外ホーンとHIDの取り付けという簡単な作業かもしれませんが、こういった作業で得られるものはかなり多いのです。
TAKASHIさんありがとう!^^もっともっとカスタムしようぜ~!(煽るよ~^^)
■ TAKASHIさんのバモスカスタム&メンテナンスシリーズ!
⇒ ホンダ バモス (HM1) 社外シートカバーを取り付けてみた。
⇒ 虫取りクリーナー最強!虫クリン!バンパーに付着した虫や鳥の糞を超簡単に落とすケミカル