「JB33Wジムニーワイド」をJB23W風のオーバーフェンダーにカスタマイズしてみた!



ごあいさつと悩みぶっちゃけ

皆様こんにちは。ミュンヘンの整備&カスタマイズ担当masaruです。ウイニングイレブンシリーズが大好きなナイスガイな私ですが、ウイイレ2015が発売間近だというのに、PS3の電源が入らなくなったのが最近の悩み・・・。

悩みを打ち明けるとなんだかスッキリしますね!いやいや、スッキリするか~!電源入らんと、ウイイレ出来んやないの~(泣)

ま~発売までには、対策を考えておきましょう。話がずいぶんそれてしまいましたが、本題のジムニーワイドのカスタマイズに行ってみましょう!

 

JIMNY WIDEをカスタマイズ

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今回お客様よりご依頼をいただいたのは、ジムニーWIDEのカスタマイズです。ジムニーWIDEと言えば、ノーマルのジムニーに専用のエアロパーツ、そして1300ccあるエンジンが魅力のモンスターマシンです。

純正らしく、美しいデザインのオーバーフェンダーですね^^

しかし、ジムニーといえば無骨!というイメージを再現するために、オーナーさんは恐るべき計画を立てていました!

 

オーナーさんのイメージは!?

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ご覧の通り、純正でオーバーフェンダーとドア部に、カバーがついています。今回はこれをすべて取っ払い、ノーマルと同じボディサイズまで落とし、JB23Wジムニー用の9センチワイドのオーバーフェンダーをつけようと言うカスタムです。

つまり、外観はJB23W改、中身は1300ccのモンスターに仕上げようという戦略です。オーナーさんのこだわり、すごいものがあります(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

当店としては、そんなこだわりのあるオーナーさんのご要望に出来るだけこたえられるように、そして違和感なく仕上げるべく時間をかけしっかりと作り上げようと思っております。

オーナさんには少しお時間をいただきますが、どうかゆっくりとお待ちくださいね。

 

すべてのエアロパーツを取り外す

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フロントのオーバーフェンダーカバーを取り外し、ドア部のカバーを取り外します。クリップで留まっているので簡単に取り外せますが、ご覧のように穴が開いています。

作業途中ですが、沢山の穴が開いてるのがわかりますね。

これを溶接で埋めていこうと思っています。

順番が変わったのですが、ステップ部はすでに埋めてパテが入ってます^^

 

クリップ穴を溶接

お店によっては、パテのみで穴埋めをする場合もあるようですが、今回は鉄板をパッチで穴埋めしてパテで成型する方法で行きます。

溶接やパッチワーク、パテのみ、どちらが良い悪いではなく、日数がたった時の仕上がりに影響するので、予算や時間を考慮してお客様の要望に合わせ仕上げていきます。
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専用の鉄板を、穴の大きさに合わせ切り取り、しっかりと表面を磨き、溶接の際の通電をよくするようにしておきます。

 

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溶接の仕方は色々ありますが、今回はパッチを当て穴埋めしていきます。

 

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すべての穴を埋めた所です。

 

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溶接後、廻りのパネルとの高さをそろえるために、軽く叩いて行きます。

 

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パテで成型していきますが、時間が経過すればパテが痩せて来るので、極力パテの量を少なくする為、下処理がかなり重要になってきます。

これでも、まだ完全な完成形ではなく、研いでは成型、研いでは成型を繰り返し、ラインがでるまで何度も繰り返していきます。

時間がかかる作業ですが、ここを疎かにすると塗装後、「えらいこっちゃ!」と叫ぶ破目になります。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

リアの取り外し

リアのカバーを取り外すと、ボディと一体となった骨組みが出てきます。スポット溶接で留まってますので、スポット部をドリルで揉んで取り外していきます。

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取り外し後です。後ほど塗装をしますが、暫く時間がかかるので鉄板がむき出しの部分はサビ止めをしておきます。

 

フロント純正バーフェンは切除

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フロントは、リアと違いフェンダーと一体式になっています。このままでは、取り付け予定のオーバーフェンダーが取り付けられないので、少しずつ切除しながら、左右均等・上下ぴったりに収まるまで作業を繰り返します。

 

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少しわかり難いですが、マスキングを貼ってある部分が切除した部分です。これでもまだ取り付けが出来ず、ここも根気よく位置あわせをしては切除を繰り返し、ぴったり取り付けが出来るまでこの作業を繰り返していきます。

 

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大変ですが、仕上がりを考えると楽しみすぎる^^

それでは、一連の作業が完了したので、完成した車両を見てみましょう^^

 

完成ギャラリー

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純正のオーバーフェンダーから、社外へ変更しました。ボディとの間に、キズ防止のゴムを取り付けています。社外のフェンダーがJB23W用だったので、成形して取り付けています。

 

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内側から見た部分です。若干の加工が必要でしたが、フェンダーライナーも違和感なく取り付ける事が出来ました。

 

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リアのオーバーフェンダーもぴったりと収まりました^^

 

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サイドからの外観です。リフトアップ、太いタイヤと相まって、迫力が増してます。

 

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前後のバランスもいい感じです^^

 

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ドアについていたカバー取外し穴もきれいに塞ぐ事が出来ました。元々カバーがついていたとは誰も思わないでしょう!

 

 

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迫力の外観!

 

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リアから見てもオーバーフェンダーがマッチしてます^^

 

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まとめ

当初のイメージ通り、武骨なイメージになりました!外観ノーマルジムニー、中身1300ccのモンスターマシンです。世界に一つしかないオリジナル。車をカスタムするって良いですね~^^

最近では車をカスタムする方が減っているような気もしますが、皆さんも世界に一台しかないオリジナリティ溢れるマシンを作り上げてみませんか?

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