タイヤワックスにはシュアラスターのS-67が超おすすめ!タイヤに上品な黒が蘇る!



ボディだけじゃなくタイヤにもワックスをかけてみませんか?

みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!暖かくなってきて、洗車をする機会も多くなってきたのではないでしょうか?

暖かくなってくると、黄砂や虫などのボディにとって大敵とも呼べるものも多くなってきますしね。なんせ水を使うのが苦でなくなると言うのが良いところですね^^しかし、ボディはピカピカなのに足元決まってますか?

という事で、洗車をした時に忘れがちなのが、タイヤのクリーニングです。いつも言ってますが、黒いところは黒く白いところは白くする(カラー部分は本来の色に)と言うのが洗車の基本です。このコントラストで車をよりいっそう綺麗に見せることが出来るのです。

いくらボディを綺麗にしてもタイヤがくすんでいたら、なんとなく汚く見えてしまいます。ボディ、ホイールを洗車したら仕上げにタイヤワックスをかけておけば完璧ですね^^

一流ブランドの服を着ていても靴が汚れていたら、なんじゃそりゃ!って突っ込みいれたくなるでしょ!ようはそう言う事です。

 

タイヤワックスの効果とは?

タイヤを長持ちさせるため?ひび割れを防ぐため?はたまた、紫外線や汚れからタイヤを保護するため?人それぞれ理由はあるかと思いますが、果たしてタイヤワックスでタイヤを長持ちさせたり、紫外線から保護することが可能なのでしょうか?

これに関しては、あくまで私個人の感想ではNoと言わざるを得ません。もちろんメーカーさんはいろいろ謳い文句はあるのでしょうが・・・。

だって、基本的にタイヤワックスって表面しか塗らないではないですか!汚れは表面だけでなく、裏側、接地面にも付着しています。ひび割れも表だけでなくタイヤ接地面にも出来ますしね。

因みに、タイヤワックスにはUV(紫外線)カット効果はありません。タイヤはゴムで出来ているので、紫外線での劣化は防ぎきれません。しかし、汚れが付着し難くなり、ブレーキダストや泥汚れからある程度タイヤを守る事は可能です。つまり、タイヤの美しさを維持できると言う効果が期待できるという事です。

あくまで、メーカーさんのように、同条件のテスト環境を作る事が出来ないので、タイヤの持ちや劣化に関しては比較のしようがないのです。そもそも、人により車の保管状況や走行状況は違いますしね。

カタログ値の燃費が当てにならないのと同様です。

という事で、私は前述した通り車のコントラストにメリハリを与えると言うことを第一に考えて使用するようにしています。過剰なタイヤ保護への期待はあまり考えていません。

 

ワックスは大きく分けて2種類ある!

タイヤワックスは大きく分けて2種類のものが存在します。それが油性と水性です。それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自身の使用環境を考慮し選択してみましょう!

主にタイヤワックスは、シリコーンを吹き付けていくのですが、それが油性の溶剤系に混ぜて吹き付けるのか水性かの違いになります。しかし、ここに大きな違いがあるのです。

 

油性の特徴

メリット

  • もちがいい。
  • 比較的安価
  • 塗りこみやすい

デメリット

  • 使いすぎるとタイヤを溶かしひび割れなどの原因になる可能性がある。
  • 油性なので、うちのメカニックが塗装する前に使うと嫌がられる・・・(特にスプレータイプは飛散して、塗装面に付着すると塗装をはじいてしまう)
  • シリコンを少なく出来値段的には安め

 

水性の特徴

メリット

  • タイヤへのダメージが少ない
  • 多くの自動車メーカーやタイヤメーカーが推奨している為種類が豊富

デメリット

  • タイヤへの攻撃性が少ない
  • シリコンを大量に入れなくてはならず比較的高額

 

水性か油性かの見分け方

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主にパッケージに書いてあります^^そして、通販なら、サイトに書いてあります^^もし、すでに手元にあるタイヤワックスの成分表示部分が消えてしまっているなら、透明が油性で乳白色が水性って具合で見分けてください。

これは主な見分け方ですけどね。気になるなら、メーカーさんに問い合わせて見ましょう。

しかし、自動車メーカーやタイヤメーカーさんが使ってるのはおおむね水性だといわれています。多くのデータを持ってるメーカーさんが水性を使ってるという事は・・・。

水性の方がタイヤに優しいのではと感じてしまいますね。

 

タイヤワックスの種類

  • ムースタイプ
  • スプレータイプ
  • 塗りこみタイプ

それぞれのタイプにより、使い勝手は大きく違ってきます。ムースタイプとスプレータイプは、シュっと吹き付けるだけなので施工が超簡単。ですが、飛散しやすくタイヤ以外にも付着してしまうので、余計な所に付くと後で拭いておかないとシミなります。

また、吹き付けるだけではムラが出来るので、その後ウエスやスポンジで均一に塗り伸ばしていかなくてはなりません。コレは塗りこみタイプでも同じですけど。

細かい溝部分に入り込みやすいのは言うまでもなくムース・スプレータイプです。塗りこみタイプはどうしても溝に入り込み難くいので、ちょっとした工夫が必要になります。

ただし、余計な部分に飛び散る可能性もなくムラも出来難いです。

 

おすすめは塗りこみタイプ

うちのお店では、業務用の水性吹きつけタイプを使ってます。「なんだよ~塗りこみタイプがおすすめって言ってるくせに~!」なんて言わないで下さい(泣)

お店としてやる以上、洗車が一日数台になる事もあるのです。そうなれば比較的安価で性能の良い業務用タイプを使用しないといけないのです。

「経費削減!経費削減!」って言われるんです。と言うか、私が言うんですけど^^

とはいっても、今回のお題はDIY最強といわれているシュアラスターのタイヤワックスです。比較的安価で持ちも良く、艶も気品に溢れるもので無くてはなりません。そんな中選んだのが、楽天市場でトップの売上を誇るシュアラスターのタイヤワックスだったのです!(なんと安易な^^)

ケミカル好きなので、こういったEC系のサイトを眺めるのが楽しいのよね~^^

 

簡易総評

水性も、油性も使う事はありますが、タイヤへの攻撃性が高いと言われている油性タイプでもトラブルが起こった事はありません。これはタイヤワックスをかける頻度が、洗車に比べて圧倒的に少ない事と関係あるかと思います。

毎日タイヤワックスをかける人って稀だと思われますからね!

当店では塗装もコーティングも施工するので、そういった意味では、脱脂しやすい水性の方が無難かなって程度で考えています。特にスプレータイプは飛散しやすいので、メカに水性使えって怒られるのですよ・・・。

かわいそうな私(涙・・・枕を濡らす日々。)

当店ではマメな洗車を推奨していますので、その度に使うなら比較的攻撃性の少ない水性の方がいいのかな位で考えています。タイヤのひび割れが、油性のタイヤワックスでなっているのか、タイヤ自体の特性なのかを見極めるのは難しいのですよ正直。

 

タイヤのヒビの原因は、空気圧不足の可能性大!

大体の車が、運転席のドアを開いた所に推奨空気圧が書いてあります。これより極端に圧が少ないと、タイヤがたわんだ状態で走らなければなりません。タイヤがクシュッとつぶれたまま走っている事になります。

空気圧が少ないまま長期間走っていると、ひび割れの大きな原因になるでしょう。

毎日とは言いませんが、高速に乗る前や給油時に空気圧チェックしてみて下さい。大体一定に保たれているはずですが、計測するたびにエアが減っている時は、パンクやエア漏れを疑ってみましょう。

そういった事を考えると、ヒビ割れがタイヤワックスのせいだと一概に言えなくなってきますね。

 

シュアラスターのタイヤワックスS-67の使用方法

タイヤ洗浄用にジョイ君希釈スプレーを作る

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ジョイ君は色々な事に使えるので、大ボトルを買ってます^^台所用スポンジに少量付けて手を洗うと、油汚れも綺麗に落とせますしね。わざわざ業務用の高い手洗い洗剤を買う必要もないです^^

 

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100均で購入したスプレーボトルに、ジョイ君を数滴入れて水で希釈したモノを作ります。画像位の量を入れて、後は8分目くらい水を入れてシャカシャカ振って混ぜていきましょう。こういったものを一つ作ってると色々と使用用途があるものです。

今回のように、タイヤの洗浄にも使えますし、フイルム貼りタイヤのエア漏れの確認なんかにも使えますよ。洗車好き、車好きなら是非1本作っておきましょう!

タイヤを洗う前に、ホイールも一緒に洗っておくと一石二鳥ですね!ホイール汚れが酷い場合は、前回の記事を参考にしてみて下さいまし!ある程度のホイール汚れもピッカピカです^^

⇒ アルミホイールの裏側汚れてませんか?NACとICRとトラップ粘土できれいにクリーニングする方法!

 

タイヤを中性洗剤で洗う

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一見綺麗に見えるタイヤですが、ズームしてみると下の画像のようになっています。

 

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泥汚れや、油汚れでムラが出来てますね。目に入ってないようで意外と目立つものなんですよねこういうのって。

 

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とりあえず、水をかけて泥汚れを洗い流していきましょう。

 

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先程作ったジョイ君希釈スプレーを満遍なくかけていきます。スプレーすると泡が出てきます。もし、泡が出ないようならジョイ君の量が足りませんので数滴補充しながら様子をみて下さい。

あまり入れすぎると今度は粘度が高すぎて洗いにくくなります。その加減が微妙に難しい・・・。

 

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洗車ブラシを持ってるなら良し、もしない場合はスポンジ等で洗っても大丈夫です。何でもかんでも高いものを推す人もいますが、そんなことしてたらお財布の中身が厳しくなります。

ブラシやスポンジが無ければいらなくなったタオルでも十分洗えますよ^^

よく、男が料理が上手なのは高級な素材を買ってくるからだ!なんていわれていますが、冷蔵庫にある適当なもので料理をパパッて作ってしまう主婦のチカラはすごいのです。

なので、これ使えそう!と思ったものは、どんどん利用していきます。その代わりホイールに使ったスポンジは台所に戻さないように^^

話がそれましたが、台所用の中性洗剤でタイヤを洗っていきますが、ボディーを洗った後の残りのシャンプーでもOKです。個人的には、油分解能力の高いジョイ君が最強だと思っていますが^^

ブラシでゴシゴシ洗って、泥や油汚れがなくなるまで何度か繰り返していきます。

 

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画像では分かり難いですが、泡が茶色くなってます。コレが出なくなるまで数回磨いては水で洗い流すを繰り返していきましょう。

 

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泡が完全に切れるまでしっかりとリンス(水洗い)をしておきましょう!

 

水分を拭き取る

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今回使用するシュアラスターのワックスは水性なので、水分が残っていると色ムラの原因になりかねません。ウエスやタオルしっかりと水分を拭き取っておきましょう!

 

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なるべく、油分がないウエスで拭き取って、後でタイヤワックスがはじかないようにしましょう!コレだけでもかなりタイヤが綺麗になった印象ですね。

 

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それでも、矢印部分のようにムラがありますし、艶も足りない感じがします。

 

付属のスポンジでワックスをムラ無く塗りこむ

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付属のスポンジに液剤を適量とりタイヤに塗りつけていきます。量は施工中に様子を見ながら増減していきましょう。

スポンジには取っ手がついていて、手を汚さないようになってます。親切設計ってやつですね^^

 

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粘度は少し固めな印象。液ダレしにくい反面、文字部分や溝のある部分は少し塗り難いかも・・・。それでも、スポンジの角を使ったり液の量を多めにすると綺麗に塗れます。

もし、文字部分が塗り難ければティッシュなどを細くして、先にちょっとだけワックスを付けて塗りこんでも良いかもしれませんね。

そういった工夫を考えるのも面白みがあって良いものですよ^^

 

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施工した一部分を拡大してみました。極上の艶になってますし、洗っただけでは取れなかったムラがなくなってますね^^

車の使用条件にもよりますが、シュアラスターさんの公式サイトでは、3~4週間持つと書いてあります。一ヶ月に一度の洗車頻度であれば十分持ってくれますね^^

 

タイヤワックス有り無し比較です

今回はテストなので、運転席側にタイヤワックスを塗りこみ助手席側はそのままにしておきました。画像で違いを比較してみて下さい。分かりやすいように、比較的綺麗なタイヤと艶が完全になくなっているものの画像を用意してみました。

 

綺麗なタイヤで比較

施工なし

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施工あり

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艶なしタイヤで比較

施工なし

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施工あり

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こっちの方が分かりやすいかな?^^こちらは運転席と助手席ではなく完全に施工前後の画像です。

コレだけ艶がなくなってるタイヤでも、復活させることが出来るのです。しかも上品な艶でしょ^^

もう少し乾いてくるとテカリも少なくなり、自然な風合いが出てきます。

 

注意点

上記位の艶がなくなってるタイヤなら施工に何の問題もありませんが、ヒビが入ってるような劣化したタイヤには使わないで下さい。艶云々ではなくタイヤの交換をしないといつバーストしてもおかしくない状態ですからね!

また、路面との接地面には使用しないように!スリップの原因になります。危険なので絶対にやらないで下さいね!

 

まとめ

今回はシュアラスターの水性タイヤワックスを使用しましたが、何も油性が悪いわけではありません。洗車するまでの期間が長いなら、長持ちする油性でも大丈夫だと思います。

なんせ、タイヤワックスは大方の人は表面だけにしか塗らないでしょう。裏面なんて年に数回拝めるかどうかのレベルです。裏面の保護なんてほとんどしてないだろうし、車屋である私ですらほぼしません。

ただ、今回水性のシュアラスターのタイヤワックスを使ったのは、少しでもタイヤを傷めるリスクがあるなら、車屋としては使わない方が良いと判断したからです。

また、タイヤワックスは人により、光沢があった方がいい人もいるでしょうし、自然な風合いが好みの人もいるでしょう。私は自然な風合いが好きなので、そういった意味ではタイヤゴムの自然な風合いを出してくれるシュアラスターのタイヤワックスはかなり私好みでした^^

ちなみに、フローラルの香りがついてるのですが、いったいどんなこだわりなのか気になるところです^^ま、塗ってる時は良い香りですけどね^^

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