- 2014-7-5
- Update 2018-5-7
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撮影協力車両 : TAKASHI’S VAMOS
ブラシとハケを使った洗車方法!
みなさんこんにちはミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!洗車が趣味の方でも、意外と車に存在する隙間を綺麗にする事を疎かにしている方も多いようです。ドアの隙間やリアハッチや、スライドドア部。
更に言えば、ボンネットとフェンダーの隙間など細かい部分があるのですが、こういった所って見えていないようで実は視界に入っているものです。こういった部分を綺麗にする事で、外面だけでなく内面まで美しく見せる事が出来ます。ドアを開けた瞬間の美しさは何物にも変え難いものがあります。
車をキレイに魅せるには、本来黒い所を黒く見せる事と、見えてなさそうで見えている隙間を如何にキレイにするかで決まってきます。
今回のブラシとハケを使った洗車方法は注意点もありますが、いざやってみるとその満足感たるや・・・。って事で画像を交えながら各部を解説していきたいと思います^^
車の隙間ってこんなにあるんですよ!
今回はHM1ホンダ バモスの手洗い洗車依頼を受けましたので、普段手が入らないところをハケとブラシを使って洗車してみたいと思います。ハケとブラシと言っても特別なものではありません。ホームセンターや100均で手に入るものばかりです。
ここぞとばかりに写真撮りすぎたので、部位ごとに見ていこうと思います。
この工程は洗車だけでなく、ガラスコーティング施工前には必ずやっている作業でもあります。良かったらご覧あれ~。
スライドドア部
バモスは言わずと知れた、大人気のバンです。両側スライドドアがついていてとても便利なのですが、グリスの関係からか油汚れが目立ってしまいます。
こんな感じ・・・。
摺動部だけに、グリスは必要なのですが、あまりに多すぎるとこうなってしまいます。この部分を必要最低限のグリス量にするために徹底的に掃除です。
まず、はみ出したグリスをウエスで拭き取ります。あまり綺麗なタオルは使わなくていいですよ!
大まかにグリスをとったら、ブラシで細部を掃除します。こびりついた油汚れはシャンプーやコンパウンドを駆使して掃除します。
ドアの奥の方は手が入りにくいので、100均で売っている柔らかめの歯ブラシなんかが有効です。
タオルで浮いた汚れを除去します。ん~キレイなりました^^汚れをしっかり落とした後で、液体ワックスで仕上げています。そうする事で水を排出しやすくします。
続いてはスライドドア下部です。
こちらも同じように、ウエスでグリスを拭き取って細部は歯ブラシ仕上げ。
こちらもきれいになってますね!グリスを拭き取り過ぎた場合は、必要に応じてスプレー式のグリスで保護してあげましょう。
ドアミラー付近
ドアミラーは、水がたまりやすく苔や水垢の温床になってます。またウインドウの下はゴムモールに沿って水垢がついてます。
ドアの隙間は毛先の柔らかいブラシにコンパウンドを少量つけてこすります。
ゴムモールの所は、ウエスにコンパウンドを付けて水垢を落としていきますが、どうしても取れない場合は歯ブラシにコンパウンドを付けて軽くこすっていきます。今回は歯ブラシ処理で対応しました。
ウォッシャーノズル
こうなってる車両がほとんどだと思います。目立たないようでも意外と目に入ってる場所なんで、いつもキレイにしておきたいところです。
白い所は白く、黒い所は黒く。車が新しくなったような気がします^^
リアドア部
リアドア開口部も水抜けが悪く苔と水垢がびっしりです。ここもハケと歯ブラシとコンパウンドの合わせ技で攻略していきます。
手が入りにくい場所ですが、ブラシを使うと簡単に掃除できます。
ここも液体ワックスで処理しておきます。水の流れが良くなる事で錆対策にもなりますね!
ドアノブ部
爪が当たって傷がついてしまうのですが、どうしようもないと言ったらどうしようもない。手を触れないわけにはいかないし・・・。
施工中の画像忘れてしまいましたが、ウエスとコンパウンドで攻略です。指でこすっていく感覚で傷を消すことができます。奥の方は歯ブラシを使って汚れを掻き出してしまいます。
エンブレム類
一番厄介なのが、エンブレム類です。ウエスやタオルではどうしても汚れを落とすことができないので、ここも歯ブラシ様にお願いします。コンパウンドを少量つけて磨いていきます。
あまり強くこすりすぎると傷がついてしまいますので、気を付けてやりましょう。
完成~!
洗車する前に、細部を掃除しておくことで浮いた汚れを一緒に洗い流すことができます。コンパウンドや油汚れが落ちにくい場合は、水をかけながら毛先の柔らかいブラシでそっと水洗いしてみて下さい。
リアドア開口部とスライドドアを開けてみたところです。普段見えないところですが、きれいになると愛着がなお一層深まります。ちょっと気合入れてやろうか!と思った時は、こういった細かい所も意識してみて下さい。
不思議な事に内側がキレイになれば外も輝きが増して見えるんです。これはホントですよ^^ここまで来たなら、ワックスを細部に施すのもよいですが、せっかくならガラスコーティングってのも選択肢に入れても良いかも知れませんね^^
注意点!やりすぎない事!
コンパウンドとブラシの合わせ技は汚れも落としますが、同時に塗装のクリアー層を傷つける恐れがあります。カラーによっては、少し磨いただけで細かい傷が目立つものもありますので、初めてやる場合は目立たないところでテストしてからするようにしましょう。
それと、簡単に汚れを落とせるからと、何度も何度もやらないようにしましょう。一度落としたら、汚れをつけない努力も必要です。
あまりやり過ぎると塗装が剥がれ下地まで出てしまう可能性もあります!そうなったらOUTですよ!
まとめ
神は細部に宿るではありませんが、ちょっとしたところを掃除するだけで車が新しくなったように見えます。普段の洗車に+αを加えてやってみませんか?絶対にやってよかったと思えますよ^^
とTAKASHIさん車両はこれが仕上がりではありません。実は続きがあるのです!次回「ホイール変えたらこうなった!」をお届けします。TAKASHIさんの飽くなき挑戦はまだ始まったばかりです!