- 2017-10-26
- Update 2018-6-26
- S2000
S2000納車後初のエンジンオイル交換でございます。
みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil) です!今回のお題はオイル交換と添加剤についてです!
私の愛車であるS2000もHONDAディーラーさんでオイル交換はしっかりしてあるようでした。オイル交換シールを見ると次回交換距離もまだまだ来てないのですが、なんせどんなオイルを使用していたかわかりませんし、前オーナーさんの使用環境もわかりません。
って事で今回オイル交換を早めに施したわけでございます^^
S2000は9000rpmまでまわる高回転エンジンですし、10万キロを超えた車両なので良いと思えるオイルと添加剤でエンジンを守ろうって感じで進めていきたいと思います^^
では、今回使用したオイルと添加剤について見ていきたいと思います^^
現在約105,000kmです。これから5,000Km毎にオイルを交換していきたいと思います^^
REPSOLエンジンオイルを注入!
REPSOLはスペインはマドリードのオイルメーカーです。レアル・マドリードファンだからこそ、このオイルに決めたってのもあります(ウソウソ^^)ちゃんとした理由もありますよ!
ウィキによると28カ国に拠点をもち、2輪(MotoGP)ではありますがレプソル・ホンダチームも結成しています。レースシーンでしっかりと磨き抜かれた高性能オイルってわけです。
過酷なレースシーンで培われた技術を市販品として販売しているわけですから私のS2000に合わないわけはないと思うわけです!
オイルにこだわる方や高級車には当店ではレプソルのエンジンオイルをお勧めしています。少しお値段ははりますが愛車の心臓部を守るには予防策として良いオイルなのではないでしょうか?
エンジンオイルってのは奥が深すぎて過去にも記事にした事があるのですが、どのエンジンにこれが合う!って事は言えないのですよ・・・。なら試して見るしかないでしょ!?
レプソル・ホンダチーム信じてますよ^^
サーキットなどによく行かれる方はオイルの管理不足や相性などでエンジンブローさせたって話も聞きますが、本当はどうなんでしょうね?
多分これ入れたら絶対壊れないとかって答えを持ってる人っていないんではないでしょうか?
以前オイルに関して記事書いてますが、自分でも何書いてんだかよくわかんない・・・。マニアックな記事が好きな方は読んでみてください。
⇒ エンジンオイルの交換時期の最適な指標は距離?期間?オイル管理で愛車が長持ちするを考察してみた!
因みに今回使用したREPSOLエンジンオイルはELIET!レースシーンをバックボーンに持ち市販車に投入され、低回転の始動性から高回転までの油膜保持までを視野に入れて開発されたものです。スポーツカーやGTカーなど高性能を謳っているエンジンにはこれをおすすめしております。
出典 REPSOL
SOD-1マルチオイル添加剤!
オイル添加剤と言えば以前の記事でPITWORKさんのものをおすすめしております。その効果は絶大で当店でも少しずつ口コミで購入されていく方が増えてきております^^
では、なぜ今回はSOD-1なのでしょうか?実はSOD-1の一番の魅力はいろんな箇所に使えるところと油膜形成能力。しかも、多少のゴムパッキンなどからのオイル滲みを防いでくれたり様々な能力があります。
さらに各大手自動車メーカーさんが推奨していたり、自動車整備振興会などでも販売されています。いわば折り紙付きって奴です。
ひと昔前のオイル添加剤って眉唾物が乱立していましたが、このSOD-1はかなりの好感触って事をインプレッション感想を書く前に宣言しておきましょう!
SOD-1の特徴
エンジン編
- エンジン音の減少
- ドライスタートの予防
- パワーアップ(圧縮圧力適正化)
- 燃費改善
- 排気ガス中のCO/HC 低下
- 白煙・黒煙の減少
- オイル滲み改善
- 燃費向上
オートマ・CVT編
- AT/CVTオイル添加剤
- 発進時のジャダー(車体振動)改善
- 軽度の変速ショック
- すべり低減
- 走行に伴ううなり音、異音低減
- シフト、ギヤ入改善
- 燃費向上
ミッション・デフ編
- MT/ デフオイル添加剤
- 発進時のジャダー(車体振動)改善
- 軽度の変速ショック、すべり低減
- 走行に伴ううなり音、異音低減
- シフト、ギヤ入改善
パワステオイル編
- 異音(シュー、シャー、うなり音等)低減
- パワステポンプ、ステアリングラックギヤBOX オイル滲み改善
施工可能車両と使用可能箇所
- 4サイクルガソリンエンジン、ディーゼルエンジン(DPF・尿素SCR にも対応)
- ロータリーエンジン、
- 水平対向エンジン、
- ハイブリッド車、
- LPG
- 車油圧式パワーステアリング・デファレンシャルギヤミッション(AT・CVT・MT)※日産エクストロイドCVT 不可)
- デフ・トランスファー
ドリフトで有名なD-1大会でも使われているそうで、ドライバーはその効果を体感されてるみたいですね^^また、また公式サイトでも検証結果が出ていて、使用後の金属片の少なさなどは驚きますね。
是非公式サイトを見てみて下さい。
出典 SOD-1公式サイト
使用する箇所には規定量がありますのでしっかり確認しておきましょう。また、上記のような効能が期待できる反面、症状がすでに手遅れに近い車両には使っても意味がありません。
根本的な部分を修理する事が必要でしょう。
ネット上には良い評価が多数存在する中で、SOD-1に関わらずオイル添加剤に否定派がいる事も考慮しておきましょう。例えばATフルードの交換時にSOD-1を同時施工したとたん調子が悪くなったなどと言ったコメントも見受けられました。
しかし、ATフルードを長期間交換していなかった車両を急に交換するとオートマ不具合が出る可能性があるとまことしやかにささやかれています。
そう言った事も考えると一概にSOD-1のせいには出来ないでしょう。しかし、オイル添加剤否定派の方の意見も頭にとめておかなければなりません。ご自身で施工される場合は良く考えて使って見て下さい。
因みに当店でもエンジンやATフルード、パワステオイルに混ぜて使った事もありましたが今の所不調を訴える方はいません^^
AMAZONや楽天でも売っているので、先にコメントを見ても面白いでしょう。参考にもなるはずです。
では、早速オイル交換とSOD-1を注入!
オイルとオイルフィルター(エレメント)の交換方法の詳細は以前記事にしておりますので興味のある方はご覧ください。
⇒ オイル(エンジン)交換方法!フィルター(エレメント)についても解説。結構奥が深いよ!
ですので、今回はサクサクっと解説しながら行ってみましょう!
オイルパン下にクロスバーが取り付けてありました。どこのメーカーか定かではありませんが、SPOON社製のものに似ている気がします。
少し削れていたのでそのうち新品に交換してみようかなと思います。
お客様の車両で体感済みなのですが、ボディ下部のバーの追加ってはっきりとわかるくらい効果がある!
まるで違う車のボディのように!少し古くなった車ならその効果は大きく体感できるのではないでしょうか?とととまた話が脱線気味に・・・。
で、このクロスバーがあるおかげで多少作業性が悪い。ま本当に多少なんですけどね。
ラチェットでもってボルトを取り外し・・・。
オイルを抜いていくのですが、クロスバーに滴り落ちます。気を付けておかないとオイル受けの外に漏れるかも!
失敗すると床オイルまみれです・・・。
オイルを抜き切りドレンボルトを規定トルクで締め付けていきます。
クロスバーに付着したオイルはパーツクリーナーとウエスを駆使して全部拭き取っておきます。
なぜかって?オイルが残っていると、後々オイル漏れと勘違いする可能性があるからです。こういった細かい部分を綺麗にしておく事でオイル漏れなどのトラブルを早期に発見できます。
しかし、クロスバーなどに多量のオイルが付着しているとオイル漏れなのか何なのか後でわからなくなります。必ず綺麗にしておきましょう。
オイルフィルター(エレメント交換)
すでにエレメントを取り外した後ですが、少し奥まった所にあるのでこれも作業しにくいかも。画像はオイルフィルターを取り外して接地していた部分を綺麗に拭きとっている様子です^^
アフターパーツもありますが今回はHONDA純正オイルエレメントを発注。特に意味はありませんが、気分的に純正でって事で。
一応締め付けトルクなど書いてありますので目を通しておきましょう。
トルクレンチを持っているなら使わない手はありません。規定トルクにセットして準備しておきます。
フィルターのゴムパッキン部分に新油を満遍なく塗っておきます。エレメントを締め付けている最中に接地面との摩擦でゴムパッキンがよじれないようにする為です。
忘れずに必ず塗っておきましょう。
狭い所でもデジタルラチェットなら音でトルクを教えてくれるので画面を確認しなくてもよいのが便利!
一つは持っておきたい!
SOD-1とオイルを注入!
S2000のオイル量はエレメント交換時には4.8ℓとなっています。SOD-1はエンジンオイルの10%なのでおよそ0.48ℓ。
オイルに混ぜて注入しても良いのですが、SOD-1が少しでもオイルジョッキに残るともったいないと感じる貧乏性な私なので計量しSOD-1を先に入れておきます。
因みに計量カップは付属でついてきます。カップだけではこぼしてしまうので漏斗など用意しておくと良いでしょう。
後はオイルレベルゲージのHまでオイルを入れてあげればOKです!因みに、オイルをすべて抜いた後は、とりあえずゲージのHまでオイルを入れた後にエンジンを3~5分回します。これは、エレメントなどが空になっているたり抜き方により多少の誤差が生じる為です。
数分回せばオイルがエンジン全体にいきわたります。その後オイルパンにオイルが戻ってくるまで口笛でも吹きながら待ちます。2~3分くらいで良いかと。
エンジンを回した後はドレンやオイルフィルター部分からオイル漏れがしてないかチェックしておきましょう。
しかし、このゲージ見えにくい・・・。って事でちょいとした裏技を。キッチンペーパーみたいですが車用のペーパーです。
別にキッチンペーパーでも良いでしょうけど。
レベルゲージをオイルパンに浸しそっとペーパーの上に置きます。けっしてずらさないように!
少しオイルが滲みますが大体正確なオイル量を計測できます。目視で自信がないならこういった方法をとれば少し安心できるのではないでしょうか?
って事でREPSOLオイルとSOD-1注入完了です^^
効果のほどは?
SOD-1注入後数十キロ走行しました。?エンジンのアイドリング音と微振動が少なくなった?プラセボ?いやいや確かに今までと違う感じがする。
また、高回転域まで違和感なく回る感じ。言葉ではなかなか言い表せなくてスイマセン。
エンジン音も静かになったようなきがします。相変わらず高回転ではエンジン音炸裂でわかんないですけど^^
私燃費に全く興味がないので計測はしておりませんが、S2000に乗り換えてからは燃料の警告灯がついてから満タンにしTRIPを0にしております。
計測してませんが、一回目の給油時より2回目の方が50Kmくらい伸びてる?走り方も違うので一概には言えませんが、エンジンの振動が減る=摺動抵抗の減少=燃費の良さにつながるものがあるのかもしれません。
まだまだ検証は必要ですが、今後は自身の車両のミッションやデフオイルにも混ぜてみたいと思います。
PITWORKさんのエンジンスムーザーもかなり高評価でしたし、このSOD-1も誕生から20年程経っておりますがまだまだ進化しています。つい先日もマイナーチェンジされています。
長い年数生き残っているのはそれだけ効果を体感した方が多くリピーターの方も多いのではないかと思います。
最近のケミカルは本当に侮れませんよ!
※ 体感は完全主観になります。また、エンジンオイルが良いのかSOD-1が良いのか同時施工じゃ分かりにくいのなんのって・・・。やっぱりテストってのは一個ずつやんなきゃダメですな( ノД`)シクシク…
ま、なんにせよ添加剤なんて信じてねぇ~よって方は施工してから言いましょう!何事もやってみないと分かりませんからね。
おまけ。10万キロ超のS2000インプレッション後の感想
数百キロ走ったのでインプレッションの感想を!オープンカーでいながらクローズドボディ並みの剛性を誇るハイエックスボーンフレームでボディのよれは感じられず。
10万キロ走っているにも関わらずサスペンションの感触も良好。もしかしたら前オーナーさんが交換している可能性も無きにしも非ずですが、コーナーでも粘り強い足。まさに路面に吸い付いてるような感覚!
運転が下手な私でも自分が運転上手くなったかのような錯覚を起こします。ボディ、足廻り全てが異次元!
そして、なんといってもS2000の魅力は9000rpmまで回るエンジン!エンジンサウンドだけで酔いしれる事が出来るので、未だ車内で音楽はかけた事がない。音楽に埋もれさすにはもったいない程官能的なエンジンサウンド。
しかし、VTECが効きだすのがたしか6000rpm位だったかな?しかも最高出力は7500rpm位だから、高回転回し続けなきゃS2000の本当のチカラを使う事が出来ません。
つまり、クローズドな場所。サーキットとかね!そんなところじゃなきゃまずS2000の真価は発揮できないと思います。
ただ、言われるほど低速域のトルクが細くて使いにくいとかって感じないんだよね~。低速なら低速での楽しみ方もあるし、なんら不便は感じないよ。片側車線だけで自分のライン通りに曲がってくれるだけでなんか楽しい。
そんなこんなで本当に毎日乗ってて楽しい^^
所有する喜びと楽しい走りをこの世に送り出してくれたHONDAに感謝するしかない!
まぁ操る腕も磨かなきゃならないし、ミュンヘンテストカーとして発表している以上何らかのパーツも変えなきゃならないしで大変ですが、頑張って参りたいと思う所存です。(クルマハカネバカリカカル・・・。)
まとめ
上記でも書いてるように本当に運転してて楽しい車です。なればこそ長く乗りたいと思うわけで、良いエンジンオイルと添加剤で心臓部を守り長い間楽しみたいと思います。
これも上述しましたが、最近の添加剤系のケミカルは馬鹿に出来ない程効果を体感できます。
昔は眉唾物が多かったですが・・・。
それだけユーザーさんの目も肥えてきてるのでメーカーさんも下手なものは作れないといったところでしょう。
へんなものはどうせ淘汰されるしね。当店でも在庫ございますのでこの記事を見て気になった方はお気軽にお問い合わせ下さい^^
お店の常連さんとも近い将来サーキット行こ~って約束してるけど、SOD-1入れて走って見よっかな^^みんなの車が完成したらガンガン走るぜ~!楽しみだ^^