ワゴンR MC21S サーモスタットケースシールからの冷却水漏れ修理。



急なラジエーター水の漏れ

みなさんこんにちは!ミュンヘンのWeb担当mak utsunomiya(@munchen_stil)です!お客様より、車から降りてみると、ラジエーター水が漏れている形跡があるとの報告を受けました。

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冷却水関連の不良はオーバーヒートの原因になり、故障がエンジンにまで及ぶと大変な出費になる場合があるので、早速故障個所を診断し修理に移る事にしました。

 

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ラジエーター、ホース類からは漏れていないようですが、じっくりエンジンルームを観察してみると、サーモスタットケース根本からの漏れである事が見て取れました。

 

故障診断開始。

サーモケース下から漏れている事は、目視で確認できました。水の流れから、パッキンが疑わしいのではないかと推察できます。ケース本体、パッキンどちらにしても一度外してみない事にはわからないので、ケースを取り外してみる事にします。
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サーモまでのアクセス

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サーモケースはインタークーラー下にあります。作業を容易に進めるために、インタークーラーを取り外していきます。

 

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インタークーラーを取外すと、すぐサーモケースにアクセスできます。4本あるボルトを取り外していきます。

 

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1か所、金属のプレートが付いていますので、これも取り外していきます。後で、元に戻すときに忘れないようにしないといけません。

 

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後は、ケース本体を引き出していけば外れますが、ケースについているホースが、邪魔になる場合はそちらも外しておくと作業しやすいでしょう。

冷却水が漏れるので、車両の下に受け皿を用意しておくと良いでしょう。

 

原因はサーモパッキンの亀裂。

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ケース本体に不良は見られず、今回の水漏れの犯人は、このゴムパッキンである事が判明しました。

 

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パッキンを取り外してみると、亀裂が入っているのが分かります。たったこれだけの亀裂を放っておくだけで、最終的にはエンジンまで壊れてしまいます。自動車が如何に精密にできているかを感じます。

 

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新品のパッキンです。矢印のように突起があります。

 

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ゴムパッキンの突起部分を、ケースの凹にしっかりと合わせます。

 

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後は取外しと逆の手順で、元に戻していきます。ボルト、ホース、金属プレートなど忘れないように一つ一つチェックしながら作業していきます。

 

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すべて組みあがったら、冷却水を入れエンジン始動!しばらく様子を見ましたが、漏れはなくなりました^^

 

まとめ

冷却水が不足すると、エンジンに致命的なダメージを受ける時があります。こまめにチェックしましょうね。ただ、走行後等に冷却水が熱くなっている時には、ラジエータキャップは絶対に開けないでください!

熱湯が吹き出し、やけどの原因になります。

冷却水に限らず、車の調子がいつもと違うなと感じたら、整備工場で見てもらうようにしましょう。DIYでの作業は危険ですよ!

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